入院保険金 - ペット保険の用語集:保険の比較

ペット保険の主な補償は、保険の対象であるペットが病気やケガにより治療をした際に、治療にかかった費用を補償してくれるというものです。そのうち、治療や手術のために入院したときに支払われる保険金が「入院保険金」です。
入院保険金は、ペットが入院した際の1日ごとの入院治療実費が保険金として支払われます。ただし、契約しているペット保険で定められている1日あたりの補償の限度額と、契約期間中の限度日数の範囲内で支払われます。1日あたりの補償限度額は、契約している保険会社やプランによって、1日あたり1万円までや2万円までなどのように設定されています。
また、契約期間中の補償限度日数についても、契約内容により異なりますが、契約期間（多くの保険会社が1年間）のうち20日から30日までとなっています。なお、入院や通院、手術に関する保険金に回数制限のないペット保険もあります。ただし、その場合、年間で支払われる補償に限度額があり、入院や通院、手術に関わらず、補償されるのは、年間の限度額の範囲内です。
この入院保険金の補償対象となる「入院」とは、自宅等での治療が困難である場合に、獣医師の判断で動物の診療施設に入り、治療を受けることをいいます。
ただし、保険会社によって入院保険金の補償対象となる「入院」の条件は異なり、日帰りの入院も対象となるペット保険もありますが、1泊2日以上の入院のみ対象となるものもあります。なお、その場合の日帰りや半日の入院は、「通院補償」の対象となります。
ペット保険の加入を検討する際は、入院保険金の補償の限度額や限度日数と併せて、対象となる入院の条件についてもしっかり確認するようにしましょう。

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