賢い引っ越しをするためのスケジュール10カ条
引越し前の事前準備~引越し後に必要な手続きまでを10か条に。
引越しされるあなた!!結構やることたくさんあるので、ここでしっかりチェックしてみましょう!!
1.引っ越し費用の見積りと引越業者選び
○複数の引越業者から見積りを取り、価格やサービスを比較しましょう。
まずは引っ越しにあたり、できるだけ丁寧に運んで欲しいのか、できるだけ安く済ませたいのか、などをイメージしながら、複数の引越業者から見積りを取り、料金やサービスを比較してみましょう。
インターネットの一括見積りサイトなどを利用すると、料金はもちろん、サービスの内容も比較できるので、こういったサイトを利用して少なくとも3~4社の見積りを取りましょう。
○引っ越し料金は時期や曜日により異なります。料金が安くなるポイントを知っておきましょう。
- ・繁忙期を避ける(引っ越しが多い3、4、9月は割高に、逆に引っ越しの少ない11~1月は割安になる傾向)
- ・土日、祝日を避ける(休日は割高になる傾向)
- ・時間を「お任せ」にする(日程や時間を業者任せにすることで割安になる傾向)
- ・「早割」を活用する(早期予約割引を実施している業者もあります)
2.引っ越し1ヶ月以上前
○早めに賃貸住宅や駐車場の賃貸借契約の解約を申し出ましょう。
住居や駐車場を借りている場合、解約は1ヶ月前までに申し出なければいけない契約がほとんどです。1ヶ月を切るともう1か月分の家賃を払わないといけなくなったり、違約金が発生する等、余計な出費となります。早めに不動産会社に確認しましょう。
3.引っ越し1ヶ月前
○要るもの要らないものを仕分けして、普段使わないものから荷造りを開始しましょう
要るもの要らないものを仕分けして、要らないものは計画的に処分しましょう。
- ・現住居に転居してから一度も開けていない段ボールは、今後も開かない可能性大です。処分を検討しましょう。
- ・大型の不用品、大型ごみについては、処分に数週間ほど時間を要することもあります。自治体によって廃棄方法や費用が異なりますので、あらかじめ確認しておきましょう。まだ使えるものはリサイクルショップで売却しましょう。
仕分けと同時に普段使わないものから荷造りを開始します。
○できるだけ作業は前倒しで行いましょう。梱包のポイントをまとめてみました。
- ・普段使わない、季節はずれの電化製品や衣類・書籍・CD等から梱包しましょう。
- ・重たいものは小さなダンボールに、軽いものは大きなダンボールに梱包しましょう。
- ・重たいものを下に軽いものを上にしてダンボールを積み上げましょう。
⇒誤ると荷崩れを起こしたり、箱が潰れたりします。 - ・段ボールの中に隙間があると中のものが壊れたりすることもあります。
⇒新聞紙や緩衝材等を使って隙間を作らないようにしましょう。 - ・新居のレイアウトをイメージしながら、段ボール日は新居の収納先と中身をマジックで書いておきましょう。
⇒新居での搬入がスムーズになります。
4.引っ越し2〜3週間前
○電気、ガスなどの諸手続きをしましょう。
- ・電力会社への連絡(電気やガスを一括連絡できるサービスが利用できる場合有り)
- ・ガス会社へ連絡(現住居の閉詮、新居の開詮は立会いを求められるケースが多い)
- ・電話(116に電話もしくはWebで手続します)
- ・プロバイダ(開通するまでに時間がかかるケースも。早めに連絡しましょう)
- ・郵便局(転居届を提出しておくと1年間郵便物を新居へ転送してくれます)
- ・その他 水道、NHK、新聞各社への連絡もお忘れなく。
○新居の下見をして、配置場所を確認しましょう。
大型家具、家電の配置場所を確認します(コンセントやテレビケーブル、電話線の位置も。メジャーや筆記具、デジカメもあると便利)。また、どこに何を置くか間取り図を作成して引っ越し当日に業者に渡すようにしましょう。
5.引っ越し1~2週間前
○役所での手続きをしましょう。休日に対応していないことも多いので、休暇などを活用して計画的に。
- ・転出届の提出(転居日の2週間前から各市町村役所で受付)
- ・印鑑登録の廃止(転居日の2週間前から各市町村役所で受付)
○忘れがちな火災保険の手続き
不動産会社への退去の連絡と火災保険の手続きは別です。
火災保険の残り期間に応じて保険料が戻ってきますので、忘れずに手続きしましょう。
6.引っ越し3日~5日前
○管理人さん、大家さん、隣人にご挨拶
お世話になった方々に感謝の気持ちを伝えます。引っ越し当日、ご迷惑をおかけすることのお詫びも含めて前日までに済ませましょう。
○挨拶品の準備をしましょう。
タオルや石鹸、日持ちするお菓子等を準備。遠方に引っ越しの場合なら現住居のご当地のお菓子なども喜ばれます。多めに準備しておきましょう。
7.引っ越し前日
○冷蔵庫、洗濯機の水抜きをしておきましょう。
冷蔵庫は空にして電源を切り(製氷機の氷や水を忘れずに捨てる)水抜きを。洗濯機の水抜きも必要です。
○手持ち品の確認をしましょう(貴重品の管理など)
現金、印鑑、貴重品は自分で管理します。当日はとにかく慌しく人の出入りも激しいので、すぐに使うものや貴重品は小さなリュック等に入れて常に持ち歩くようにしましょう。
8.引っ越し当~現住居~
○掃除機、雑巾など当日あると便利なものをまとめてみました。当日使うものは梱包しないよう注意しましょう。
マジック、ガムテープ、カッター、タオル、ティッシュ、トイレットペーパー、マスク、掃除機、箒、雑巾、不意の出費も多いので、現金は多めに持っておきましょう。
○新居の間取り図を渡しましょう。
あらかじめ作成しておいた新居の間取り図(大型家具・家電の配置図)を引越業者に渡します(自分用にコピーを持っておく)。
○ガスの閉詮は、立会いが必要なケースがあります。
ガスの閉詮は、会社によって立会いが必要なケースやその場で精算を要するケースもあります。あらかじめガス会社に確認しておきましょう。
○引っ越し代金の精算について確認しておきましょう。
精算のタイミングは引越業者によって異なります。あらかじめ確認しておきましょう。
○忘れ物チェック、最後の掃除をしましょう。
収納棚や押入れ、郵便受け、ベランダ等に忘れ物がないか最終確認をしましょう。
荷物の搬出が終わると最後の掃除をします。このときに掃除機や雑巾が必要になります。
○部屋の点検後、鍵の返却となります。
掃除が終わったら、管理人さん(大家さん)と一緒に部屋のキズや汚れのチェックをして、後日トラブルとならないようにしておきましょう。点検後、鍵を返却します。
9.引っ越し当日~新居~
○まず部屋のキズや汚れなどを点検しましょう。
荷物の搬入前に管理人さん立会いの下でキズ、汚れをチェックしましょう。デジカメで撮影しておくと後日のトラブル対策になります。
○荷物の紛失や破損などがないかチェックしましょう。
段ボールの紛失や家具・家電の破損がないかを確認します。後日になって申し出ても聞いてもらえないこともありますので、引越業者立会いの下で、早めにチェックしましょう。
○電気や水道は使用可能ですが、ガスの開栓は基本的に立会いが必要です。
- ・電気は、ブレーカーを上げれば使用可能です。開始届(ハガキ)を早めに投函しましょう。
- ・水道は、基本的に蛇口をひねれば使用可能です。開始届を早めに投函しましょう。
- ・ガスの開詮は、基本的に立会いが必要ですので、あらかじめ時間を打ち合わせしておきましょう。
○ご近所にご挨拶
向こう3件隣り、集合住宅なら両隣と上下階、管理人さん、大家さんにご挨拶します。
引っ越し後、しばらくはどうしても物音を立ててしまいますので、できれば当日中に済ませておきましょう。
夜遅くなってしまった場合は、日を改めましょう。
ここまで来れば、引っ越しも一段落です。
10.引っ越し後
○引っ越し後は、早めに諸手続を済ませましょう。特に期日のある役所への届出は遅れないように気をつけましょう。
- ・転入届の提出(転入後14日以内に市町村役所へ)
- ・印鑑登録の手続(転入後14日以内に市町村役所へ)
- ・健康保険、年金、各種手当ての手続(転入後14日以内に市町村役所へ)
- ・運転免許証の住所変更(住民票が必要なので、市町村役所での手続後に行ないます)
- ・各種住所変更(楽天、生命保険、損害保険、銀行、クレジットカード、amazonなど)
- ・挨拶状の送付(友人、知人、親戚に遅くとも1ヶ月以内に郵送します)