はじめての無料資産形成相談

預金も資産運用の１つですが、インフレ（物価上昇）が起こると、価値が実質的に目減りする特性があります。預金以外にも運用先を分散して、「増やす力」をアップすることが重要ですが、株式や投資信託は元本割れリスクのある金融商品です。そのため、生活資金や使い途の決まった資金ではなく、③長期間使用しない資金で運用するのがポイントです。

まず、2024年からの新しいNISAは一定の投資額までなら得た運用利益が無期限で非課税になる制度です。通常、運用益には20.315％の税率で課税されるため、この点は最大のメリットになります。そして、新しいNISAは成長投資枠とつみたて投資枠があり、図のように上限額と運用対象が異なります。非課税保有限度額（総枠）は合計1,800万円（内、成長投資枠1,200万円）です。

iDeCoは、税制優遇を受けながら老後資金を準備できる制度で、個人が任意で加入します。掛金上限は勤務先の制度などで変わります。 最大のメリットは、税制優遇です。特に、掛金拠出と運用の場面で税金の軽減が期待できます。ただし、注意すべきは、原則60歳までは引き出せない点です。老後資金の準備専用と心得ましょう。

人生で必要となるお金は人それぞれです。生活費やライフプラン、家族構成などにより、かかるお金も違います。 人生でかかるお金を予測する"人生の設計図"が「ライフプラン」です。まずは、ライフプランにライフイベントや叶えたいことを盛り込んだうえで、具体的な金額でかかるお金を把握していきましょう。

「適切な保険に加入できているか？」は、年齢や家族構成などにより変化するため、ライフステージが変わるごとに見直すことをおすすめします。 見直す際は、「何に備えたいのか」を明確にして、ムダな保障をなくしていくのがポイントです。また、必要な保障が不足している場合は、忘れずに保障を確保しておきましょう。