保険代理店の楽天インシュアランスプランニング㈱が運営する保険の比較検討サイトです。楽天保険グループの保険商品を検討中の方はこちらをご覧ください。

現在地
トップ > 生命保険 比較 > 生命保険の選び方 > 生命保険でお金を借りられる?

生命保険生命保険、こんなことも知っておこう生命保険でお金を借りられる?

最終更新日:2022年11月30日

<契約者貸付は解約返戻金がある保険で利用できる>

契約者貸付とは、加入している保険の解約返戻金の一定範囲内でお金を借りることができる制度です。貸付を受けている間も、保障は変わりなく継続します。利用できるのは終身保険、養老保険、個人年金保険など、解約返戻金がある保険を契約している場合です。また、逓増定期保険や長期平準定期保険などでも利用できますが、通常の定期保険などは解約返戻金がないのが一般的であるため、保険会社や商品によっては利用できない場合があります。

<いくら借りられる?利息は?>

契約者貸付で借りることができる金額は、加入時期や保険種類によって異なります。概ね解約返戻金の50%から90%の範囲内で、1万円以上あるいは5万円以上で1,000円単位などというふうに決められています。

貸付金には利息がかかります。利率は、保険会社や加入した時期、保険の種類などにより決まります。一般的に、予定利率(※)の高い時に加入したものは、貸付利率が高くなります。例えばある保険会社では1994年4月1日以前の契約では年5.75%、2022年4月2日以降の契約では年2.00%の利率になっています。

※予定利率:契約者から預かった保険料の一部を将来の保険金支払いのために運用する際に用いる利率のことを言います。

<返済方法は一括返済、一部返済など自由度が高い>

貸付金の返済は、元金と利息の全額を一括返済のほか、一部を返済することもできます。保険期間が終了するまで返済しないことも可能ですが、未返済額がある状態で満期を迎えたり、死亡保険金が支払われることになったりした場合には、満期保険金や死亡保険金から未返済の貸付金の元金と利息が差し引かれます。

<契約者貸付の申し込み方法>

契約者貸付の一般的な申込みの流れは下図の通りです。契約者貸付を受けるには保険会社へ所定の書類を提出またはインターネットで手続きをする必要があります。申込書が保険会社に到着してから数日から1週間程度で、指定の銀行口座に貸付金が振り込まれます。

契約者貸付の申込方法(一般的な例)
証券番号の用意
(保険証券)
arrow
申込書類の
取寄せ・記入
arrow
保険会社へ
申込書類を発送
arrow
手続き完了・貸付金の振込
(返済用振込用紙受取)

<契約者貸付の使い方と注意点>

契約者貸付は、一時的に生活費を補填したい、急にまとまった資金が必要になったなどの場合に保険を解約せずに、保障を継続しながら資金を用意できるのがメリットです。銀行からお金を借りる時のように審査も必要なく、比較的短期間で借りることができます。ただし、契約して間もないと解約返戻金が少なく、貸付が受けられないこともあります。また、一部の保険会社はそもそも契約者貸付を取り扱っていません。まずは、貸付を受けることができるかどうか、いくらまで貸付が可能なのかを保険会社に確認しましょう。

注意点としては、貸付金と利息の合計が解約返戻金の額を超えてしまった場合には、保険会社の指定期日までに元利金を返済しなければ保険契約が無くなってしまうこともある点です。そこまでいかなくとも、未返済額があると受け取る給付金や保険金が減ってしまい、保険に加入した当初の目的からは保障額が不足してしまう可能性もあるでしょう。

契約者貸付は簡単な手続きでお金を借りられる仕組みですが、このような注意点もあります。さらに、返済が遅れると利息も増えてしまうことから、契約者貸付はあくまでも一時的利用とし、返済計画も立てたうえで利用すると良いでしょう。

2211781(1)-2311

同じカテゴリのページ

<<生命保険の選び方
目次を見る

このページの先頭へ

生命保険について調べる

生命保険について知る生命保険について 不安を解消しましょう

このページの先頭へ

  • 保険の比較 保険アドバイザーに無料相談