加入する時の注意点加入と解約のタイミング
最終更新日:2022年11月2日
<保障はいつから始まる?>
新たに生命保険に入るには、契約の申込みと告知(または医師の診査)を行い、さらに第1回目の保険料を支払います。そして、保険会社がこの申し込みや告知の内容から契約を認めることを「承諾」といい、これによって契約が成立します。
保険会社が契約にある保険金・給付金などを支払う責任を開始する日を「責任開始日」といいます。契約者からすれば保障が始まる日です。保険会社が契約を承諾した場合、責任開始日は、申込み、告知(診査)、第1回保険料の払込みがすべて完了した日になります。責任開始日よりも承諾の日が後になることが多いのですが、その場合でもさかのぼって保障はスタートします。逆に、先に承諾がおりても、保険料の支払いが後になった場合には責任開始日は、保険料支払いの日となります。
<保険の「解約」とは?>
契約者は保険会社に申し出ることで、いつでも解約することができます。解約をすると契約は消滅し、それ以降の保障はなくなります。解約返戻金があれば解約時に支払われます。解約をした保険契約は元に戻すことはできないため、手続きは慎重に行う必要があります。
<乗換えの際は解約のタイミングに注意>
保険の見直しを検討し、元の保険を解約して新規の保険に乗り換えることに決めた場合、元の保険の解約のタイミングに注意しましょう。何らかの理由で新規の保険に加入できない場合もあるからです。
まず、新しい保険に申込みをします(告知や診査、第1回保険料の支払いも済ませます)。その後、保険会社の承諾がおりて保障がスタートしたのを確認してから、元の保険を解約するようにしましょう。解約を先にしてしまうと何も保障が無くなってしまうおそれがあるからです。場合によっては、1ヶ月程度保険料の支払いが重複することもありますが、必要経費と割り切ることも大事です。
2211710(10)-2311
- 同じカテゴリのページ