生命保険の見直し方法見直しタイミングその1 結婚・出産
<結婚・出産時の見直しのポイント>
結婚・出産時の見直しのポイントは、遺族の生活費や教育費がきちんとカバーされているかを確認することです。家族構成が変わるということは、その後必要な生活費や教育費が変わることなので、死亡保障の必要額も見直す必要があります。
結婚後は、万が一の場合の配偶者の生活費を準備する必要があります。また、子どもを出産したら、配偶者と子どもの生活費、教育費を準備する必要があります。このように、増えた家族が今後どのようなことに、いつまで、いくらお金がかかるかを考えた上で死亡保障の必要期間や必要額を考えましょう。
<結婚・出産による生命保険の見直し例>
結婚・出産によって、家族構成が変化した時に、万が一の保障がどのように変化するか例を見てみましょう。
- 結婚して、配偶者は専業主婦(夫)の場合(子どもなし)のケース
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万が一の後の配偶者の生活に必要なお金を中心に準備する必要があります。配偶者の収入の見込みに応じて、不足する生活費を生命保険で準備します。
*事例で示した金額はあくまでも1つの例にすぎません。個別の状況により保障額は異なります。
上図のように「配偶者の生活費」という新たな目的での保障が必要になったため、葬儀費用のために加入している保険はそのまま継続し、生活費の保障のために新たな保険に新規加入しました。
- 子どもを出産、配偶者の収入の確保が難しいケース
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万が一の後の配偶者と子どもの生活費、子どもの教育費を準備する必要があります。
*事例で示した金額はあくまでも1つの例にすぎません。個別の状況により保障額は異なります。
万が一の後、配偶者が働くことが難しいため、死亡保障の必要額が多くなるケースです。生活費と子どもの教育費で必要な分を増額または新規で加入しました。なお、生活費の必要な期間は配偶者が働いたり、老齢年金を受給するなど収入が見込めるまで、教育費は子どもが就学中の期間で考えることがポイントです。
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