生命保険の見直し方法保障内容を見直す
保険は一度入ったから万全というわけにはいきません。年月を経れば、状況も変化し、必要な保障も変わってきます。定期的に不要な保障はないか、不足している保障はないかをチェックしてみましょう。
<不要な保障がある場合>
たとえば、「終身保険と定期保険特約に入っているけれども、子どもも独立し、あとは葬儀費用として準備している終身保険以外の死亡保障は必要ない」というような場合、定期保険特約を解約することで目的にあった保障になります。このように必要のない保険や特約がある場合は、その保険や特約を解約します。
- 例)必要な保障は終身型の死亡保障だけなので、定期保険の特約が不要になった。
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必要な保障であっても、より条件のよいものや他の保険会社の商品に切り替える場合も解約することがあります。そのときには必ず次の契約が成立してから今の保険の解約手続きをしましょう。もし、次の契約が成立するまでの間に万が一のことが起きると何も保障がない状態となってしまうからです。解約した契約は元には戻せませんので、慎重に行ってください。なお、特約を中途解約したくても、保険会社ごとに規定する最小保険金額や最低保険料などのしばりがある場合もありますので、確認をしてください。
<足りない保障がある場合>
たとえば「死亡保障しか加入していないが、医療保障も必要」というような場合には、新規で加入する方法と、現在の保険に途中から特約を付加する方法があります。
【新規加入】
新しい生命保険の種類に加入する方法です。加入している契約に特約の中途付加ができない場合や全く新しく契約したい場合に利用します。
【特約の中途付加】
新たに必要となる保障を特約として今ある契約に後から付加する方法です。新しく特約を中途付加した部分の保険料は、その付加した時点の年齢に応じて計算される、一時金を払わなければならないというケースのほか、特約の中途付加はできない場合もありますので、まずは現在ご加入している保険会社に確認しましょう。中途付加できない場合は、単体の保険種類で新規加入します。
- 例)必要な保障は死亡保障と定期型の医療保障だが、現在は死亡保障しかない。
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