介護保険とは民間の介護保険(介護医療保険)
民間の介護保険は、医療保険の給付のように日額で給付されるものではなく、主に一時金や年金形式で給付される保険がほとんどです。介護の認定基準は「保険会社が独自に決めたタイプ」と「公的介護保険に連動するタイプ」また、これらを併用したタイプがあります。
「公的介護保険に連動するタイプ」は給付の仕組みがわかりやすく要介護2以上、3以上などと決まっています。また、「保険会社が独自に決めたタイプ」は、一定期間、継続して所定の寝たきりや認知症状態になったときに給付金が支払われる仕組みになっています。
給付金の受取方法には、所定の介護状態と判断されたときに受け取ることができる「一時金タイプ」と所定の介護状態が継続している間受け取ることができる「年金タイプ」の2種類があり、これらを併用したタイプもあります。
- 介護保険の2大給付金
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種類 どんなときに給付されるか 使いみち 介護一時金 所定の介護状態と判断されたとき 介護に備えるための準備資金に 介護年金 所定の介護状態が継続している間 介護を支えていくための資金に
介護一時金は、在宅で介護をするために車イスが通りやすいように玄関にスロープをつけたり、部屋の中に段差をなくしたりするなど大掛かりな修繕が必要になる場合に利用できます。
介護年金は、公的介護保険の自己負担の1割部分や、対象外のサービスなど、継続的に必要な資金を補てんするときに利用できます。
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