公的制度って難しい?
4月から新社会人となった人も、5月に入って少しは新しい生活に慣れた頃でしょうか。筆者にも、就職して一人暮らしを始めたばかりの子どもがいます。引越しが終わったあとも、子ども宛てのダイレクトメールがたくさん届きますが、場合によっては住所変更の手続きが必要になるかもしれないと、開封せずにとっておいたものが溜まっています。そんな郵便物の中に、日本年金機構から届いた「国民年金保険料納付書」がありました。就職した会社で厚生年金に加入したはずなのに、どうして国民年金の保険料を納める必要があるのでしょうか?
答えは簡単です。厚生年金の資格取得手続きと、国民年金保険料納付書の発送との間に時差があり届いてしまったということですね。厚生年金保険の資格取得月以降については、国民年金保険料を納める必要はありません。
さて、厚生年金以外にも社会保険制度について知っておくことは大切ですが、どのように情報を入手していけばいいのでしょうか。