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老親を家で看取るということ

2017/05/12
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リビング・ウィルと事前指示書

image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/14/e85402bffff4bff634f2c22304f903931ff6f62f.66.2.14.2.jpg画像を拡大する事前指示書にも入念な打ち合わせを

京都市が2017年4月から配布し始めた「事前指示書」が、批判的な声も含めて話題になっているようです。私のところでも、一人暮らしの高齢者の相談では、財産の管理はもちろん、介護、認知症や終末期の医療などが話題になることも多いです。最近では、「事前指示書」について話す機会も増えてきました。日本尊厳死協会の「リビング・ウィル」についてはご存知の人もいらっしゃいますが、「事前指示書」については、まだまだ認知度が低いように感じます。

「リビング・ウィル」は、いわゆる終末期の医療に際し「延命措置」の中止や「緩和医療」の希望などについて宣言しておくものです。一方で「事前指示書」は、「リビング・ウィル」よりも幅広く、終末期を迎えたときの医療全般について、希望する・希望しない、を含めて記入するようになっています。「事前指示書」のほうが、網羅する内容について少し幅が広いイメージです。

いつの時代も、大切なのはコミュニケーション

image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/14/77615968623433f90a7d8aa357f7aad3e678229a.66.2.14.2.jpg画像を拡大する慌てて救急搬送すると?

「リビング・ウィル」も「事前指示書」も、日本では現在のところ法的な拘束力はありません。しかし、法的な裏づけがなくても、自分自身が希望する治療を伝えることができない場合には、「リビング・ウィル」や「事前指示書」を使ってあらかじめ書面にしておくことが意思表示の唯一の手段ではないでしょうか。……とは言っても、書けばそれだけで大丈夫というものでもありません。

これからの時代は、「自宅で看取る」というケースも増えていくことが予想されます。終末期の医療については、例えば「救急車を呼ぶ」といったことにもさまざまな配慮と準備が必要です。「子どもや孫に負担をかけたくない」という高齢者は多いのですが、「事前指示書」などで準備をするためには、家族はもちろん、必要があれば親しい友人・知人とのコミュニケーションが大切です。もちろん、24時間対応可能な主治医や医療従事者との連携も同じように、日頃のコミュニケーションがポイントになります。気になる人は、早めに老親と話す機会を持ちましょうね。

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記事を書いた人溝本 直人ライフプランラボ 代表 ファイナンシャルプランナー

<FP-RECOご当地FP®:兵庫県>
ライフプランを基本に、「豊かで安心な暮らし」をテーマとして、個人や企業を対象に面談を中心とした個別相談業務を展開する傍ら、各種講演・セミナー等の講師も務める。新婚世帯や子育て世帯、リタイア世代まで幅広い層の相談に対応し、「相談者と同じ目線の専門家」としてわかりやすさにこだわったコンサルティングスタイル。
ホームページ:ライフプランラボ
google+:溝本 直人

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