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10月分の年金から減額されることをご存知ですか?

2013/10/22
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もらいすぎていた年金が減額に!

image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/14/60297f47dec6dd85e2d72ab731458c0e684005c7.77.2.14.2.png画像を拡大する日本年金機構ホームページ掲載の資料をもとに筆者作成

平成25年10月分から、年金額が1%減ります。年金は2ヵ月に一度支給されますので、実際には11月分とあわせて、12月に支給される年金(老齢・遺族・障害)から減額されます。

年金額を減らす理由は、一言でいえば「これまで支給されていた年金は、本来の年金額より多くなっている」からです。
年金は、物価が上がれば年金額を上げ、物価が下がれば年金額も下げるのが原則。しかし、平成12年度から14年度にかけて物価が下がった時に年金を下げなかった結果、「年金のもらい過ぎ」が発生してしまいました。

いま、支給されている年金は本来の支給水準より2.5%高くなっています。これを、世代間で公平になるよう、今後3段階に分けて徐々に減らしていきます。時期と引き下げ幅は以下の通りです。

・平成25年10月:▲1%
・平成26円4月:▲1%
・平成27年4月:▲0.5%
※物価や賃金が上昇した場合、引き下げ幅は縮小される予定

参考までに、平成25年4~9月と平成25年10月以降の年金額を表にしてみました(右図参照)。
ところでこの年金額、今後も減っていくのでしょうか?

年金はこれからも減り続けるのか?

image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/14/b3086cc76972d0582bd06c73c6e83dea6fc83eac.77.2.14.2.jpg画像を拡大する物価の上昇率ほどは、年金額は上がらない仕組みになっています

冒頭でご紹介した通り、年金額は物価に応じて上下する「物価スライド制」になっていて、年金(老齢・遺族・障害)の金額はスライド率によって決まります(平成25年10月〜26年3月のスライド率は0.968)。

さらに、「マクロ経済スライド」という仕組みもあります。今後、少子高齢化(年金保険料を払う人が減り、年金受給者が増える)を想定して、年金の伸び率を物価の上昇率よりも低く抑えるよう、0.9%の調整率が設けられているのです。

例えば、物価が1%上昇したとしても、前述の調整率のために、1%−0.9%=0.1%しか年金額は増えません。また、物価がマイナスの時にはマクロ経済スライドは適用されませんので、結果として物価のマイナス分だけ年金は減ることになります。

総務省統計局が発表した、平成25年8月の消費者物価指数(総合)によると、前年同月比0.9%物価が上昇しています。
物価の変動を踏まえ、新しい年度(4月以降)の年金額が増えるのか、減るのかは厚生労働省が毎年1月の後半に発表する資料からも知ることができます。

厚生労働省「報道発表資料(2013年1月25日掲載)」

貯蓄はもとより、余裕資金があれば確定拠出年金やNISA(平成26年1月から開始)など、税制面で有利な投資などで、早めに老後資金準備を始める意識が大切ですね。

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記事を書いた人高橋 浩史FPライフレックス 代表

<FP-RECOご当地FP®:千葉県>
マイホームの実現を資金計画の面から応援する、住まいの購入相談FP(ファイナンシャルプランナー)。 高額な保険加入と住宅資金計画の失敗をきっかけにFP資格を取得し、2011年にFPとして独立。 「業界用語やカタカナ言葉を使わず、日常の言葉で語れるファイナンシャルプランナー」として、相談時の分かりやすさには定評がある。
サイト:FPライフレックス
google+:高橋 浩史

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