インタビュー
ペット保険のパイオニアがめざす「予防型」の保険とは?
~「ふぁみりぃ」「ぷち」「しにあ」の3商品もご紹介~
公開日:2024年9月10日
「ペットを病気にさせないこと」を目標とし、日々開発と研究を行っているアニコム損害保険株式会社。人気商品である「どうぶつ健保ふぁみりぃ」「どうぶつ健保ぷち」「どうぶつ健保しにあ」(以下「ふぁみりぃ」「ぷち」「しにあ」)の特長やこだわりポイント、「窓口精算システム」や「どうぶつ健康保険証」などのサービスについて深掘りしながら、今後どのようなサービスの実現を目指しているのか、アニコム損害保険株式会社の執行役員であり、グループ会社のアニコム先進医療研究所株式会社の代表取締役社長である堀江亮さんにお話をうかがいました。
プロフィール
大学の研究機関でバイオ研究をしていたが、より多様なデータがあるところで仕事をしたいと思ったことがきっかけでアニコム損害保険株式会社に入社。
入社当初は商品開発部門でデータを使った商品開発を担当。現在はペットの病気予防などをめざし、研究開発業務などをおこなうR&D部の執行役員※1。グループ会社のアニコム先進医療研究所株式会社の代表取締役社長。
- R&DとはResearch and Developmentの略称で、日本語では「研究開発」を意味します。一般的には、自社の事業領域における研究や新技術・サービスの開発を担う部門や、その機能を指すことが多いです。
出典:リクルートマネジメントソリューションズ
はじめに
―――はじめまして。本日はよろしくお願いします。まずは堀江さんがアニコム損保さんでどのようなことをされているのか教えていただけますか?
研究職を経て、保険商品のサービス開発へ
私はもともと研究職で、薬剤やワクチンの研究を経てアニコム損保に入社しました。研究をするためには通常、自分自身で実験をしてデータを集める必要があります。しかし、アニコム損保ではペットがケガや病気をしたときに飼い主さまから保険金請求をいただくので、ペットのケガや病気に関する多くのデータがすでに集まっていました。自分でデータを集める必要がなく、とても研究しやすい環境だと感じ、入社しました。
入社してからは保険商品の開発部署で、保険料や腸内フローラ測定の付帯サービスなどを開発しました。その流れでグループ全体の研究の統括もしています。
アニコム損保の3つのペット保険
―――アニコム損保さんでインターネット販売しているペット保険の3商品は、それぞれの特徴がイメージしやすい商品名ですよね。フルカバー型の「ふぁみりぃ」、入院と手術に特化した「ぷち」、高齢向けの「しにあ」......と、どれもかわいらしい響きがあります。
「"家族"であり"わが子"」その想いを商品名に
ありがとうございます。かわいらしさや親しみやすさを意識して名付けたので、そう言っていただけるとうれしいです。 アニコム損保のペット保険には「ふぁみりぃ」、「ぷち」、「しにあ」の3つがあります。
まず「ふぁみりぃ」ですが、ワンちゃんやネコちゃんたちは、"家族"であり"わが子"であるという想いを「ふぁみりぃ」という商品名で表現しました。一方で「ぷち」は「ふぁみりぃ」よりも補償範囲が限定されていることが伝わりやすいように、「しにあ」は高齢のワンちゃんやネコちゃん向けだということがすぐわかるようにと名付けました。いずれも愛着を持っていただけるように、あえてひらがなにしているところがこだわりです。
補償内容・年齢で選べる
アニコム損保の3つのプラン
「ふぁみりぃ」と「ぷち」の違い
―――ペット保険を選ぶときに「どれを選んだら良いの?」「補償内容の比較が難しい」と迷う方は多いようです。「ふぁみりぃ」と「ぷち」は、それぞれどんな特長や違いがあるのでしょうか?
「ふぁみりぃ」はしっかり備えたい方におすすめ
「ふぁみりぃ」は3商品のなかで一番スタンダードなペット保険です。新規契約できる年齢の上限は7歳11ヵ月ですが、お迎えしたての0~1歳の子が契約されることが多いです。もしくは7歳くらいになって「契約できなくなってしまう」「高齢になったときの病気が不安」と、ギリギリのタイミングで契約するケースもあります。 3~5歳というのは比較的健康で一緒に遊ぶのも楽しい時期なので、病気などについてはあまり考えられないのかもしれません。
周りのワンちゃん友だちなどから病気や診療費のことを聞いて、徐々に不安になり7歳くらいになって具体的に検討する......、という方も多いようです。
そのため、全体的には「0~1歳」と「7歳」が契約される年齢としては多いかもしれません。
「ぷち」は経済的な負担をおさえたい方におすすめ
「ふぁみりぃ」は、通院・入院・手術全てを補償するいわゆる「フルカバー型」の保険なので、しっかり備えたい方におすすめです。一方、「ぷち」は通院補償が含まれないので補償範囲は限定されますが、保険料がお手頃で高額になりがちな手術や入院に備えやすい。「経済的な負担はおさえつつも重い病気に備えたい」という方におすすめです。
実は、保険金請求はそれほど高額でない「通院」費用が大部分
アニコム損保の3商品のうち「ふぁみりぃ」にご契約いただいている方がもっとも多いですね。理由としては、やはりわが子のケガや病気にしっかりと備えたいという飼い主さまが多いからでしょう。そういった飼い主さまは、通院・入院・手術をフルカバーしている「ふぁみりぃ」を選ばれることが多いです。
―――ご契約中のお客さまが、更新のタイミングで別の商品へ変更することもありますか?たとえば「ふぁみりぃ」から「ぷち」に変えたりなど。
最初に契約したプランでそのまま、というケースが多い
商品を変更される方はそれほど多くはないですが、「ふぁみりぃ」→「ぷち」など、変更されるお客さまもいらっしゃいます。ただ、いずれの商品も補償が継続する間は、終身で補償しますから、最初に決めたプランを継続される方がほとんどです。
また、「しにあ」は「どうぶつ健活(腸内フローラ測定)」の結果が良好であれば、2年目以降のご継続時に通院補償付きの「ふぁみりぃ」へ移行することができます。
高齢のペットも契約できる「しにあ」
―――ペットが高齢になってから「ペット保険に入っておけばよかった......」と思う方も少なくないので「しにあ」のような高齢向けプランがあるのはありがたいですね。ただ、高齢の子は若い子に比べて病気になるリスクが高いですよね。なぜ「しにあ」を商品化できたのでしょうか?
高齢の犬・猫でも保険に入れるように
「しにあ」は2019年に日本で初めて作られた高齢ペット向けの保険ですが、当時、私も商品開発部で「しにあ」の開発に関わっていました。かねてよりアニコム損保としては「全ての年齢のワンちゃん、ネコちゃんがペット保険に入れるようにする」という目標を持っていましたが、高齢のペットはどうしてもケガや病気のリスクが高い。その点は長い間課題でした。
「手術」と「入院」に補償を絞ってシニア向けの保険を実現
高齢のペットの「通院」までカバーする補償範囲の広い保険を実現しようとすると、どうしても保険料が高額になり、お客さまに負担がかかってしまいます。そのため、補償を「手術」と「入院」に絞って商品化することにしたのです。「しにあ」も原則、終身で継続するので、ペットが歳を重ねてもご契約時の条件のまま、ずっと安心して保険をお使いいただけます。
―――先ほどお話に出た「腸内フローラ測定」について教えてください。測定結果が良ければ「しにあ」から通院補償がある「ふぁみりぃ」に移行できるとのことですが、そもそも「腸内フローラ測定」でペットのどんなことが分かるのでしょうか?
うんちを郵送するだけで「腸内フローラ測定」が可能
腸内フローラ(腸内細菌叢)が生体に及ぼす影響について、人間における研究が15年ほど前から急速に進んでおり、最近ではペットなどの動物においても腸内フローラと健康には深い関係があることが解明され始めています。
アニコム損保ではご契約者に、この腸内フローラの状態から健康状態を測定する「どうぶつ健活」を毎年無料で受けていただけるサービスを提供しています※2、※3。ペットのうんちを郵送するだけで腸内環境や、病気のなりやすさを判定できるというものです※4。
もちろん、血液検査などの方法でも健康状態を測定することができます。しかし、血液検査は痛みもあってペットに負担がかかるうえ、病院へ行く手間もかかります。ペットに負担をかけることなく、簡単にペットの健康状態をみることができないかを考えた末に腸内フローラ測定にたどり着きました。
- 「ぷち」は腸内フローラ測定の対象外です。
- 「どうぶつ健活」の申込可能期間は始期日から1年間となります。
- 結果はアニコム損保で統計的に判定したものであり、病気の診断ではありません。
疾病データ×腸内フローラデータで病気のなりやすさがわかる
アニコムグループでは、2016年からペットの腸内フローラに関する研究を開始し、アニコム損保のご契約者が無料でペットの腸内フローラ測定を受けられるようにして、すでに何十万頭にものぼるペットのうんちの分析をおこないました。アニコム損保の保険金請求データと腸内フローラ測定のデータを照合することで、腸内フローラ測定からペットがどんな病気にかかりやすいかなど、ペットの健康状態を判定できるようになりました。「しにあ」→「ふぁみりぃ」への移行の条件にもこの腸内フローラ測定を活用しています。
腸内フローラ測定でできること
予防型保険への取り組み
―――「腸内フローラ測定」のような予防型のサービスはアニコム損保さんが力を入れている取り組みですね。どのくらい前から「予防型保険」を意識してきたのでしょうか?
創業以来、早期発見・早期治療に役立つ「予防型保険」をめざして
私たちは創業当初から、入ると健康になる「予防型保険」を目指してきました。それまでの保険会社は、事故が起きた後に保険金を支払うというものでした。
しかし私たちは、保険会社が持つ膨大なデータを使って、事故や病気を予測し、それらを予防する保険会社を目指しています。そのために腸内フローラ測定などの取り組みを、保険業界に先駆けて始めました。最近では生命保険の分野でも、健康増進型保険(健康診断の結果や健康増進への取り組みによって、保険料が割引きされる保険)のように、入ることで健康になることを目指す保険商品も出てきていますね。
ペットは私たちと同じ言葉を喋れないので、普段の生活で健康状態を把握するのはとても難しいです。でも病気になる前にそのリスクが分からなければ、病気を予防することはできません。「どうやって健康状態を把握するか」「どうやって病気を予防するか」を考え抜いた結果、腸内フローラ測定を取り入れました。腸内フローラ測定の結果次第で、指定の動物病院で無料の健康診断(血液検査)を受けていただくこともできるので、病気の早期発見・早期治療にも役立てていただけます。
「窓口精算システム」と「どうぶつ健康保険証」
―――動物病院の窓口でスムーズに精算できる「窓口精算システム」や「どうぶつ健康保険証」もアニコム損保さんの「強み」といえるサービスですよね。
「どうぶつ健康保険証」の提示でスムーズに精算
そうですね。「窓口精算システム」は人間の健康保険と同様、対応病院の窓口で「どうぶつ健康保険証」を提示すれば、自己負担分を支払うだけで精算が済むしくみです。これはアニコム損保のペット保険の大きな強みです(対応病院数は、全国で6,908病院。2024年6月時点)。
「窓口精算システム」は、アニコム損保がペット保険において日本で初めて構築したもので、これが私たちの保険を選んでいただけている、いちばん大きな理由かもしれません。
「どうぶつ健康保険証」にペットのかわいい写真を入れられる
窓口でご提示いただく「どうぶつ健康保険証」も、飼い主さまにご好評いただいています。
わが子のかわいいお写真も入っていて、人間の健康保険証のようなつくりになっています。
お財布にいれていつでも利用していただけるカードサイズで、カード型以外にも、スマートフォンで利用できる「e-どうぶつ保険証」もご用意しています。毎年お写真を更新できるので、わが子の成長記録として、過去の保険証を大切に保管されている方もいらっしゃるようです。
少額の診療でもOK。「1円」からでも使えるのがアニコムの保険
アニコム損保の保険は、通院時の費用など比較的少額のものからお使いいただけます。
たとえば、通院では初診料が1,000円+お薬が3,000円~5,000円ぐらいが多いのではないでしょうか。
アニコム損保の保険には、「保険を使えるのは診療費が●●円以上の場合」といった最低補償額がないので、少しでも気になったら躊躇せず動物病院に行っていただければと思っています。
LINEの活用
―――アニコム損保さんでは積極的にLINEも活用されていますね。契約者の方にとってはLINEで保険金請求したり獣医師さんなどに気軽に相談したりできるのはうれしいですね。
LINEなら保険金請求が3分で完了できる
治療を受けた動物病院が窓口精算に対応していなかった場合でも、LINEで保険金を請求できます。
ペットの診療は通院が多く、保険の利用は少額・高頻度になることが多いため、保険金請求の手間は少ないほど便利です。
LINEであれば書類の記入や郵送も不要で、素早く簡単に保険金請求をおこなっていただけます。
「どうぶつホットライン」でペットの悩みを専門家に相談できる
「どうぶつホットライン」は、アニコムグループに所属する、約150名の獣医師やトレーナーなど、どうぶつの専門家たちがLINEでペットに関する相談にお答えするサービスです。忙しくて時間のとれない場合や、病院に行くか迷うくらいのケガや病気、そのほかのお困りごとでも、すぐにLINEでご相談いただけます。
「どうぶつホットライン」には、しつけや病気に関するお話などさまざまな相談がきます。しつけに関する相談は獣医師ではなくトレーナーが対応するなど、内容にあわせて回答する専門家も変わります。「ちょっとした時間に心配事を解決したい」、「かかりつけの先生に聞き忘れた」など、ペットのことについてなんでも気軽に相談していただきたいですね。
ペット保険でとくに備えたい病気・ケガ
―――飼い主さんにとって「ペットはわが子同然」といいますが、飼い主さんたちは何を心配されることが多いのでしょうか?
ワンちゃんの場合は「誤飲」や「骨折」が多い
ワンちゃんは口先で色々なものを認識する傾向が強く、なんでも口に入れてしまうので、誤飲はよくある事故ですし、小型犬などで骨の細い子は骨折のリスクが高いです。
ペットの高齢化も進んできているので、
高齢のワンちゃんのがんや心臓病をご心配される飼い主さまも増えています。
骨折や誤飲は、治療に数十万円かかるケースもあります。そういったときに、70%補償のペット保険に入っていれば仮に手術をしても費用の7割が補償されるので、たとえば20万円かかった場合、飼い主さまのご負担は6万円で済みます。ペットも私たちと同じで、いつ何が起きるか分かりません。いざというときにペット保険に入っていると安心です。
どの年齢のワンちゃんでも皮膚疾患や消化器疾患に注意を
どの年齢のワンちゃんでも共通して多いのは皮膚と消化器、耳の疾患です。
また高齢になるにつれ、心臓病や腎臓病、がんなどが増えます。
ネコちゃんの場合は腎臓病に備える方が多い
ネコちゃんの場合、もっとも心配されるのはやはり腎臓病です。
このことはネコちゃんの飼い主さまであればよくご存じだと思います。一度腎臓病になってしまうと、一生涯お薬が必要になったり、入院や手術が必要になったりすることがあるので、診療費は高額になる傾向があります。
そのようなケースに備えてペット保険に入る方が多いです。
エキゾチックアニマルが契約できる商品も
―――「ふぁみりぃ」は、犬や猫だけでなく、鳥・うさぎ・フェレットなども契約できますね。エキゾチックアニマルといわれるジャンルのペットを飼う方は増えているのでしょうか?
エキゾチックアニマルのペット保険契約は増加傾向
鳥さん・うさぎさん・フェレットさんも「ふぁみりぃ」に加入することができます。ワンちゃん・ネコちゃんに比べればまだまだ少ないですし、最近増えているものの診察できる動物病院も多くはありません。ペット保険への加入率もまだまだ低いです。
しかし、鳥さんやうさぎさん、フェレットさんもワンちゃんやネコちゃんと同様にケガや病気をします。それに備えるペット保険の大切さを、私たちがもっと伝えていかなければいけないと思っています。
お客さまのお声
―――アニコム損保に対しては口コミで、「丁寧な対応でうれしかった」「心のこもった手続きだった」など、補償内容以外の評価もよく目にしますが、社内で何かこころがけていらっしゃるのでしょうか?
ペットは大切な家族
ありがとうございます。お客さまにそう言っていただけることは、何よりもうれしいです。
私たちが大切にしているのは、ペットをご契約者の大切なご家族として対応することです。
たとえば「犬」「猫」などとは呼ばず、ワンちゃん・ネコちゃん・うさぎさんと言いますし、お名前がわかればお名前で呼びます。
そんな大切なご家族のお誕生日にはバースデーカードをお送りしますし、残念ながら亡くなってしまわれたときにはお悔やみのお花を送っています。
コールセンターのオペレーターも、どうぶつ好きな人ばかりなので、飼い主さまの気持ちに寄り添えている部分があるのだと思います。
SNSを用いた情報発信
―――アニコム損保さんは「X(旧Twitter)」や「Instagram」といったSNSのフォロワーの数がとても多いのも特徴ですね。
飼い主さまの役に立つ情報を発信
SNSでは、飼い主さまに有益だと感じていただける情報発信を心がけています。しつけの方法から季節ごとに気を付けたい病気の解説、豆知識までさまざまな情報を発信しています。
その一例として、夏には「犬の熱中症週間予報」「猫の熱中症週間予報」をSNSアカウント(Instagram・X・Facebook)で配信しています。熱中症は飼い主さまの適切な対策により「防げる病気」です。
このような情報でケガや病気を未然に防いでいただければと考えています。
アニコム損保がめざしていること
―――アニコム損保さんは5年後、10年後にどんな会社になっているとイメージしていますか?
最終目標は「ペットを病気にさせない」
アニコム損保では「ペット保険が水や空気のように当たり前の存在となってほしい」と思っており、その普及に努めています。最終的には、アニコムに入っていたから病気にならずに済んだ、と実感していただけるようにしたい。病気にさせないこと、それが私たちの目指す「予防型保険」の最終形です。
病気のリスクを伝えるだけでは足りない!解決策も提案する会社に
私たちのようなペット保険の会社はペットの健康に関する情報を多く取扱うため、分析した情報をお客さまや社会に還元するべき立場にいます。
アニコム損保では、腸内フローラ測定をペットの健康状態の把握に役立てていただいていますが、病気のリスクを伝えるだけでは不十分です。
「どうすればもっと健康になれるの?」という飼い主さまの疑問にこたえていくことが大切だと考えています。
そういった声にこたえるため、アニコムグループでは、ペットの腸内細菌のバランスをととのえるごはんを開発したり、歯の健康に役立つ歯磨きジェルを作ったり、先進的な獣医療の開発と研究をおこなったりするなど、さまざまな取り組みを進めています。最終的にはアニコムグループの総合力をもって「ペットを病気にさせない」ことを目指しています。
アニコム損保からのメッセージ
―――最後にアニコム損保さんの保険を検討している方に向けて、ぜひ熱いメッセージをお願いします。
ペット保険を選ぶときには「使いやすさ」にも目を向けて
どのペット保険に契約するか、選ぶのは難しいですよね。大切なのは、ペットの「どんなリスクに備えたいか」だと思います。ワンちゃんかネコちゃんか、また品種によっても、それぞれ病気のリスクは異なります。わが子の特徴に応じた保険を選んでいただければと思います。
しかしながら、せっかくペット保険に入っていても、保険が使えなければ意味がありません。
保険を使いたいときにスムーズに使えることは意外と大切です。アニコム損保のペット保険は、窓口精算できる動物病院も日本全国で約6,900病院ほどあり「使いやすさ」はご満足いただけると思います。
ぜひ、使いやすさも考慮してペット保険を選んでいただければと思います。
「健康で長生き」そのお守りとしてアニコム損保を選んでもらえたら
とにかく一番大切なことはペットに長生きしてもらうこと、より健康に、より長く飼い主さまと過ごしてもらうことです。
そのためにもペット保険を上手に使っていただければと思います。
ただ、気を付けていただきたいのがペット保険は1年ごとに契約を更新することです。保険会社によって異なりますが、飼っているペットの健康状態などによっては契約しているペット保険が途中で更新できなくなるケースや、更新できても特定の病気が保険の対象外になるケースなどがあります。一方で、アニコム損保のペット保険は「契約時の条件のまま終身継続する」「継続のお断りやご契約中にかかった病気が補償対象外となることがない」という点が特長です。
保険料が高いと感じる方もいるかもしれませんが、その理由としては安心してペット保険に契約し続けていただけることを重視しているためです。ペットに健康で長生きしてもらうためのお守りとして、ぜひアニコム損保を選んでいただけたらうれしいです。
もしアニコム損保にご契約されたら、ぜひ「腸内フローラ測定」や「どうぶつホットライン」などのサービスも活用してください。そして万が一、わが子が病気になってしまったら、そのときには遠慮なく、アニコム損保の保険を使っていただければと思います。
まとめ
アニコム損保さんは、ペット保険のパイオニアであり、15年連続で市場シェアNo.1を誇ります。窓口精算システムやどうぶつ健康保険証は飼い主さんの保険金請求の手間を省き、「ペット保険の使いやすさ」を大きく変えました。
今回のインタビューを通じてわかったことは、そんなアニコム損保さんが創業当時から強く推し進めている「予防型保険」に向けた取り組みです。従来の保険は事故や病気が発生した後に補償するのが大きな目的であったのに対し、アニコム損保さんは病気の早期発見や予防に重点を置き、病気になる前に健康状態を把握して病気のリスクを減らすことを目指しています。
これからペット保険に契約することを検討している方は、アニコム損保さんのペット保険の「請求のしやすさ」とともに「ペットを病気にさせない」さまざまなサービスにもぜひ着目してみてください。これから先、大切なペットの健康を守るための強力なサポートとなるのではないでしょうか。
みんながどんな保険に加入しているか見てみましょう!
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