現在地
トップ ペット保険 獣医師さんが教える!ペット保険の必需性とは…
お電話でのお問い合わせフリーダイヤル0120-925-984 受付時間 平日9:30~17:00 (土日・祝祭日・年末年始を除きます)
ピックアップ
現在地
トップ ペット保険 獣医師さんが教える!ペット保険の必需性とは…

獣医師さんが教える!ペット保険の必需性とは…

ペットの平均寿命は1.5倍以上伸びている

2017年一般社団法人ペットフード協会の調査によると、犬の平均寿命は14.2歳、室内猫の平均寿命は16.2歳です。この結果は、25年前と比較して、犬は1.5倍、猫は2.3倍も寿命が延びている事になります。
これだけ平均寿命が延びた要因としては、社会全体の飼育意識の向上、ペットフードの改善、医療技術の向上が考えられます。

1.社会全体の飼育意識の向上

25年前、犬は庭につないでいる家庭が多く、ペットというより番犬のような感覚で飼っている方も多かったと思います。
また、猫も日中は屋外にいてご飯の時間になると帰ってくるという事が一般的でした。
動物病院にかかるときは大けがをした時や、かなり重症な状態になってからでした。今では予防することが一般的になっているような感染症で命を落としてしまう事も多くありました。
それが現在では犬も猫もほとんどの子が室内で飼育されています。病気や飼い方に関する情報が世間にあふれ、ペットのちょっとした体調変化にも敏感に気付く飼い主様が増えたと考えられます。
また、“家族の一員”としての位置づけも社会的に認められてきて、ペットの通院のために仕事の勤務時間を調整することが認められる会社などもあるようです。

2 .ぺットフードの改善

少し前までは家族の残飯を与えている様子が多くみられました。
しかし、犬も猫も元の先祖は肉食であり、人とは栄養要求量が異なります。栄養バランスの乱れが慢性的にあれば寿命がそれほど長くないことは明らかです。
ペットフードに関しては1998年に日本ペット栄養学会が設立され、研究改良や品質基準値の見直しなどが行われてきました。
現在では、ペットフードと水だけ与えていれば必要栄養素はすべてまかなえるという意味の“総合栄養食”が販売されています。さらに体質、年齢、品種など様々なカテゴリー分類されたフードがあり、与えることでより健康に過ごせるように工夫がなされています。

3.医療技術の向上

医療に関しては、25年前と比較すると目まぐるしい変化を遂げています。
一つの臓器の異常をとっても、様々な項目の血液検査や、レントゲン検査・超音波検査、さらには麻酔下でのCTやMRIなどの精密検査によって、多面的に異常をとらえ、疾患の全体像を把握することができるようになりました。
また、最新の治療薬が次々と発表され、再生医療や精密手術など、人と同等レベルの高度医療が可能になってきています。

年齢別にみる、なりやすい病気

【0~1歳】

若齢で最も活動的であり、飼い主様がペットの扱いにまだあまり慣れていないこの時期発生が多くなるのが骨折です。また、免疫系が未熟のため感染症も多く見られます。

●骨折

交通事故はあまり原因として多くありませんが、台から落ちてしまった、抱いていたら暴れて落としてしまったなどの原因が考えられます。
骨折の治療法としては、ほとんどの場合外科的に金属プレートやワイヤーを用いて骨を接合し、1週間程度の入院が必要になります。また、リハビリ治療などが長期に必要になる場合もあります。

●感染症

犬であれば、ケンネルコフと呼ばれる風邪様症状、猫であればカリシウイルス感染症による鼻炎や口内炎、コクシジウムなどの消化管寄生虫などです。
いずれも投薬によって治療出来ますが、場合によっては1ヶ月近い治療が必要になる場合があります。

【1~7歳】

年齢的に病気の起こりにくい健康な時期ですが、一部の病気に関しては年齢関係なく発生が見られます。

●外耳炎、皮膚病

外耳炎や膿皮症などの皮膚病は特に犬で年齢を問わず発生率の高い病気です。
特にアレルギーやアトピーは治療をして治るものではなく、一生投薬や食事コントロールを行い、うまく付き合っていくことが必要となる病気です。

●膀胱炎

細菌性膀胱炎や結晶性膀胱炎があります。
頻尿や血尿といった症状がおこり、特にオス猫では尿道閉塞を起こし命に関わることもある病気です。
尿検査やレントゲン検査、超音波検査で診断をし、投薬で治ることもありますが、重度の場合には入院治療や手術が必要になる場合もあります。

【7歳以上】

一般的にシニアと呼ばれる7歳以降になると、循環器疾患や呼吸器疾患、腫瘍性疾患をはじめとしてほぼすべての疾患の発生率が上がります
手術などの大きな処置が必要なものから、投薬と定期的な検査で一生付き合っていかなければならない病気まで様々です。

●心臓病

犬の僧帽弁閉鎖不全症は12歳以上では症状の有無にかかわらずほぼ全頭において発生があると言われています。
弁膜症や心筋症などの心臓病は投薬によって一生付き合って行く必要のある病気の一つです。投薬による内科療法しか状態維持の方法はないとされていましたが、最近では循環器専門医などで心臓の手術もできるようになっています。

●腫瘍(ガン)

人と同様、ほとんどの腫瘍性疾患は年齢とともに発生が多くなってきます。
外科手術による摘出で完治できるものから、抗がん剤や放射線療法を用いて定期的通院で治療していくものもあります。

●慢性腎臓病

猫において最も多い病気の一つと言えます。
心臓病と同様、一生付き合っていく必要のある病気です。
徐々に進行していくため、状態に応じて投薬や点滴入院が必要となります。

ペット保険には入った方が良いの?

上記に列挙した病気は決して特殊なものではなく、誰もが病気になる可能性があるものです。
人が病気になった際には、国民健康保険など公的な保険によって保証されているため、ほとんどの場合治療費の負担は30%となり、気軽に病院に行くことができます。
しかし、動物の場合にはその様な公的保険制度がないため、全ての治療に関して100%の負担となります。
例えば、骨折をしてしまった場合、手術当日で検査などを含め20万円以上かかることは珍しくありません
2017年の犬猫の病気やけがに対する平均年間出費は犬で71,135円、猫で43,057円です。(アニコム損害保険株式会社調べ)
この金額を寿命でかけると、一生で犬は約100万円、猫は約70万円かかる事になります。
ペット保険は保障内容にもよりますが、平均的なもので年間 3万円程度で加入することができます。
いざという時の備えのために入っていると安心なのではないでしょうか?

愛犬愛猫にぴったりのペット保険を比較したい方はこちらから

保険加入のタイミングと種類は?

最近ではペットショップで購入と同時にペット保険の加入をおすすめされることも珍しくありません。
では、一体何歳から入っておく必要があるのでしょうか?
以下に挙げるポイントを目安に考えるといいと思います。

高齢になる程病気になる可能性も高くなるため、そろそろ保険を・・・と思って調べたらもう入れなかった。という話を聞くこともあります。
若いうちから病気に備えておくと安心です。

ただ、若いうちに入っていても全く病気にならず健康にシニアまで迎えることができたということももちろんあります。
保険料を考えると無駄になったと感じてしまうかもしれませんが、健康で過ごせたことはとても喜ばしいこと。
保険を使わずに済んだ!と喜べる様な負担額を選ぶのもポイントかもしれません。
現在、ペット保険を取り扱っている会社はたくさんあり、保障内容は大まかに次のように分かれています。

保障内容が少なければその分保険料は安価になりますが、いざという時は不安かもしれません。

様々な角度からペット保険についてお話していきました。
いざという時の備えですので一概に正解というのは言えないと思います。大切な家族の保険のこと、「御守り」のイメージで一度検討してみてはいかがでしょうか。

加入前にペット保険11社をかんたん比較!

《今回執筆していただいた獣医師の先生》

丸田 香緒里 先生

日本大学卒。動物病院勤務後、飼い主様にもっと近い存在になりたいと思い「人も動物も幸せな生活が送れるためのサポート」をモットーに2012年Animal Life Partner設立。
ペット栄養管理士、ホリスティックケア・カウンセラー、メンタルケアカウンセラーなどの資格を生かし、病院での診療や往診のほかに、セミナー講師やカウンセリング、企業顧問、製品開発など活動は多岐にわたる。
また、女性獣医師ネットワークの理事を務め、家庭と獣医師業を両立する女性の活躍をめざし活動中。

Animal Life PartnerのHP
http://www.animallifepartner.com

このページの先頭へ