医療保険の基本的な保障内容
入院の保障について
最終更新日:2022年11月30日
入院給付金は一般に、「1日につきいくら」という契約時に決めた入院日額が、入院した日数分支払われるものが主流です。中には入院日数にかかわらず一時金が支払われる医療保険や、入院でかかった医療費のうち公的医療保険の自己負担分を保障する医療保険もあります。
入院給付金で確認すべき点は、「何日目から支払われるか」、「1入院につき最大何日まで支払われるか(1入院限度日数)」、「保険期間を通して最大何日まで支払われるか(通算限度日数)」です。これらは保険会社や保険商品によって異なり、また、選択できる場合は保険料も異なります。
【何日目から支払われるか】日帰り入院あるいは1泊2日以上入院すると、1日目から支払われるタイプのものが主流です。ただし、かつて販売されていた医療保険や特約でセットされている医療保障特約では、8日以上入院した場合に1日目から支払われるものや、5日以上入院すると5日目から支払われるものもあります。
【1入院限度日数】医療保険において1入院とは、退院後、同じ病気やケガを原因として再び入院した場合も含む、連続した入院のことをいいます。1入院限度日数とはその保険で支払われる1入院の限度日数のことです。退院日の翌日(災害入院の場合は「事故の日」)からその日を含めて180日以内に次の入院を開始した場合も、1入院と決められているのが一般的です。
1入院限度日数は、30日・60日・120日・360日・730日などがあり、日数が長いほど保険料は高くなります。
- 1入院日数の数え方
通算限度日数とは、保険期間内で入院給付金を受けたすべての日数を合計したものです。病気とケガそれぞれで通算限度日数が設けられているタイプと両方合わせて通算限度日数が決められているタイプがあります。通算限度日数は700日・730日・1,095日などがあります。
- 通算日数の数え方
2211781(2)-2311
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