医療保険加入の手続きの注意点
加入申し込み時の注意点
最終更新日:2022年11月15日
加入の申し込みをする時に、保障の対象となる人(被保険者)は、現在の健康状態や傷病歴、職業、身長、体重、年収などを告知する必要があります。これを「告知義務」といいます。
もし、病気がある人とない人で保険料が同じであるとすれば、病気がある人の方が給付金を受け取れる確率が高いため不公平になります。しかし、告知義務を設けることによって、保険に加入する人達の健康状態の危険度を一定にすることで、保険料負担を公平にしています。
告知内容に偽りがあると「告知義務違反」となって契約が解除され、給付金が受け取れなくなることがあります。そのため、告知書の記入時には、告知事項に該当するかどうかを良く確認して、正確な告知を心がけましょう。
告知で求められる内容は、一般には、現在の傷病ならびに過去5年以内もしくは2年以内に関する傷病や入院歴や手術歴です。なお、加入を断られる告知内容で意外に知られていないのが、風邪です。風邪であっても、告知の範囲に該当すれば告知が必要となります。そのため、告知のタイミングで風邪をひいて通院し、薬を処方されているといった場合、すぐには加入できないケースがあります。また、通院していなくとも、医師の指示で薬を飲んでいるだけでも加入できないことがありますので注意してください。
告知内容で加入を断られるかどうかは保険会社次第ですが、特に注意しておきたいのは保険の見直しをする時です。自分では新たな保険に加入できると思って、先に現在の契約を解約したものの、予想に反して新しい保険への加入を断られてしまった、ということもあるからです。その結果、無保障となってしまう事態を避けるためにも、他の保険に切り替える際は、先に新しい保険への申し込みを行い、無事に加入できたことを確認してから前の保険を解約するようにしましょう。
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