猫がご飯を食べない原因や対処法を解説!食欲不振の場合に考えられる病気も紹介

猫がご飯を食べない原因や対処法を解説!食欲不振の場合に考えられる病気も紹介
公開日:2024年6月27日

飼っている愛猫が急にご飯を食べなくなったとき、「もしかして病気なのでは」と心配になってしまうものです。しかし、「ご飯に飽きてしまった」「老化により食欲が減退している」など、病気以外の理由でご飯を食べていない可能性も十分に考えられます。

この記事では、猫がご飯を食べない原因や食欲不振の場合に考えられる病気、ご飯を食べない場合の対処法などをご紹介します。

猫がご飯を食べない6つの原因

猫がご飯を食べない6つの原因

普段は元気にご飯を食べている猫でも、病気やご飯への飽きなどを理由に急にご飯を食べなくなることがあります。ご飯を食べない原因としておもに考えられるのは、以下の6つです。

猫がご飯を食べないおもな原因

猫がご飯をたべない原因

このように猫がごはんを食べない理由はさまざまです。愛猫がご飯を食べなくなったときは、上記に思いあたる項目がないか確認してみてください。以下で各原因の詳しい内容を解説します。

①病気に罹患している

食欲不振のほかにも心身の不調がみられる場合、猫が病気に罹患している可能性が考えられます。

たとえば、寝てばかりいる、嘔吐している、水を飲む量が明らかに多い、トイレの回数が多い、歩き方がおかしいなどの症状は病気のサインである可能性も考えられるため、愛猫の様子がいつもと違うようであれば、早めに病院に連れて行きましょう。

心身の不調がなかったとしても、食欲不振が何日も続く場合は注意が必要です。一般的に子猫が半日以上ご飯を食べない、成猫が1日以上ご飯を食べない場合は、病気である可能性も考えられるため、病院で診てもらうことをおすすめします。

②偏食やご飯に対する飽きがある

多くの猫は好き嫌いが激しく偏食の傾向にあるといわれています。ウェットフードまたはドライフードが好きな猫、何でも食べるまたは好きなものしか食べない猫など、嗜好性はさまざまです。ご飯の種類を変えてから食べなくなった場合は、食感や味、香りが猫にとって好みではないのかもしれません。

また、猫は新しいものを好む習性があるため、普段口にしているご飯の味に飽きてしまい、急に食べなくなることがあります。

知恵がついて「ご飯を食べなければもっと美味しいご飯を出してくれる」と学習している猫や、「ドライフードの上にふりかけをかけてくれるまで待っていよう」などと考えている猫もいます。

愛猫がご飯を食べない場合、まずはご飯の種類や与え方を工夫し、ご飯を食べるかどうか様子をみてください。食べ飽きていたはずのご飯も期間をおいて出すと、また食べ始めることがあります。

③猫にストレスが溜まっている

猫はストレスに弱い生き物だといわれています。そのため、ストレスが溜まっていると食欲不振につながることがあります。

猫がストレスを感じる要素はさまざまです。以下の表では、猫のおもなストレスの原因と対処法を紹介します。

猫のおもなストレスの原因と対処法

ストレスの原因 対処法
大きな音
  • チャイムの音は小さく設定しておく
  • 大声で話さないよう気を付ける
  • 隠れ家を作る
工事などの騒音
  • 日頃から慣れた場所としてお泊りできる場所を用意しておき、工事などの際は預ける
環境の変化
  • 高い場所・隠れ家など落ち着ける場所を作る
  • 愛猫がお気に入りのクッションや毛布を用意する
外出
  • 日頃から移動用キャリーに慣れさせておく
  • 移動時は周りの視線や音を軽減させる工夫をする
お泊り・入院
  • 普段から使っているものを持参する
  • 愛猫の匂いがついているものを持参する
食事場所・トイレ環境が悪い
  • 清潔な食器を使う
  • 新鮮な水とご飯を用意する
  • 他の猫の匂いがついている食器は避ける
  • こまめにトイレ掃除をする
新しい猫を迎え入れた
  • 最初は部屋を分ける
  • それぞれの猫が安心できるスペースを作る
  • 同居猫の匂いに慣れさせる

愛猫のストレスになり得る要素は早めに取り除く必要があります。そのためには、日頃から愛猫の様子をよく観察し、ストレスサインを見逃さないようにしましょう。

④季節的な要因がある

猫は、季節に応じて食欲が変動するといわれています。

一般的には夏は食欲が少なく、秋~冬に多くなっていくといわれています。また、猫が夏バテをしている場合は、脂が多いご飯を避けることがあります。愛猫が夏バテでご飯を食べないときは、ウェットフードを試してみてください。ウェットフードには水分が多く含まれているため、夏バテ予防にもなります。

また、猫が夏にご飯を食べないときは食事に気を付けるだけでなく、部屋の温度調節をしっかり管理するなど、生活環境を整えることも大切です。

⑤体質や老化

猫のご飯の食べ方は、体質によって変わります。ご飯をたくさん食べる猫がいる一方で、少しだけ食べる猫もいれば、気が向いたときにだけ食べる猫もいます。

一見食欲がないように見えても、もともと少しずつしかご飯を食べない体質の可能性もあります。愛猫の体質に原因があるのかどうかわからない場合は、病院で判断してもらうと良いでしょう。

また、高齢期の猫は、老化による活動量の低下や消化吸収能力の低下を理由にご飯を食べなくなる場合があります。老猫がご飯を食べないときは、シニア猫用の食べやすいご飯に変えてみるなど、病院で相談をしながら食事の与え方を変えてみましょう。

⑥発情期

避妊手術や去勢手術をしていない猫が発情期を迎えると、ご飯を食べなくなる場合があります。発情期のおもな兆候は以下のとおりです。

  • 食欲不振
  • 落ち着きがない
  • 大きな声で鳴く

オス猫は生後6〜10ヵ月頃から、メス猫は生後6〜7ヵ月頃に発情期を迎えます。オス猫はメス猫のフェロモンに反応して発情するため、発情期間にとくに決まりはありません。一方、メス猫の発情期間は14〜21日だといわれています。

また、メス猫は分娩前後も食欲が低下する傾向があります。愛猫がご飯を食べないときは、発情期や分娩の前後など、「食事どころではない」状態でないかしっかり確認しましょう。

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ご飯を食べない猫を病院に連れて行くかどうかの判断基準

ご飯を食べない猫を病院に連れて行くかどうかの判断基準

猫を病院に連れて行くか、放置しておく(放っておく)かどうかの判断基準は、ご飯を食べていない時間がひとつの目安となります。食欲がない時間の目安は、生後1〜2ヵ月で8時間程度、生後2〜3ヵ月で12時間前後、生後3〜4ヵ月で16時間程度、1歳以上で24時間程度と言われています。この時間を超えても愛猫がご飯を食べない場合は、食欲不振になっている可能性が考えられるので、早めの対処が必要です。

また、食欲不振以外にも心身になんらかの症状があらわれている場合は、猫が病気に罹患している可能性が考えられます。病気が疑われる症状の例は以下のとおりです。

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 血尿
  • 呼吸困難
  • 歩き方がおかしい
  • よだれが増えた
  • 口臭が強くなった
  • 明らかに元気がなく具合が悪そう

猫に上記の症状がある場合は、「一週間は様子をみよう」と待つよりも早めに病院へ行くことをおすすめします。

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【症状別】猫がご飯を食べない場合に考えられる病気

【症状別】猫がご飯を食べない場合に考えられる病気

ここからは、猫がご飯を食べない場合に考えられる病気と症状をご紹介します。

【嘔吐】胃腸炎、胃潰瘍、食道炎、膵炎

猫が頻繁に嘔吐をしている場合は、胃腸炎や食道炎など消化器系の病気を引き起こしている可能性が考えられます。嘔吐だけでなく下痢の症状もあるようなら、膵炎や腫瘍の可能性もあるため注意が必要です。

なお、吐いた後も元気であれば健康上の問題はない場合がほとんどです。勢い良く食べたご飯を吐く、グルーミング(毛づくろい)の際に飲み込んだ毛玉を吐くなど、猫は病気以外の理由で嘔吐することもよくあります。

ただし、一見元気に見えても、嘔吐の回数が多い、連日嘔吐している、水を飲んでも嘔吐する場合は病気の可能性が高いため、早めに病院に連れて行きましょう。

【下痢】ウィルス性・細菌性の下痢、急性膵炎、炎症性腸疾患

猫はご飯が合わないなどの原因で下痢をすることがあるため、下痢の症状があるからといって必ずしも病気に罹患しているとは限りません。愛猫がご飯を食べて下痢をした場合、以下のような理由が考えられます。

  • 脂肪分の高いご飯を摂取した
  • 古くなったドライフードを摂取した
  • 食物アレルギーの症状が出た
  • 食べ過ぎた
  • いつもと異なるご飯を摂取した

ただし、下痢の症状がひどい場合は、病気の可能性を疑いましょう。炎症性腸疾患など、内臓に関する病気を罹患している可能性が考えられます。また、細菌による炎症が原因で下痢を引き起こす場合もあります。

愛猫のご飯を見直しても下痢が続く場合は病気の可能性があるため、早めに病院を受診してください。

【尿】膀胱炎、膀胱結石、猫下部尿路疾患(FLUTD)慢性腎臓病

愛猫の尿がピンク色や赤色をしている場合、膀胱炎や膀胱結石など泌尿器系の病気を罹患している可能性が考えられます。泌尿器系の病気が疑われる症状は以下のとおりです。

  • 尿がピンク色や赤色(血尿)
  • トイレの回数が増える
  • おしっこの量が増える
  • トイレの時に鳴く

猫の膀胱や尿道の病気全般を総称して猫下部尿路疾患(FLUTD)といいます。膀胱炎や膀胱結石は、猫下部尿路疾患(FLUTD)の中でもとくに多い病気といわれています。

ただし、尿の色が薄い場合は慢性腎臓病の可能性を疑いましょう。慢性腎臓病のおもな症状としては、水を飲む量が増える、食欲不振、尿の量が増えるなどがあげられます。

愛猫がいつもと比べて何度も水を飲み、何度も大量におしっこをしていたら注意が必要です。病気の可能性が考えられるため、早めに病院を受診しましょう。

【口腔】歯肉炎、歯肉口内炎、歯周病

猫の食欲不振が続く場合は、歯肉炎や歯肉口内炎、歯周病など口腔内にトラブルを引き起こしている可能性が考えられます。

よだれを垂らす、歯肉が赤く腫れる、強い口臭などの症状があるようなら、口腔内の病気の罹患を疑った方が良いかもしれません。不安な方は日頃から猫の口腔内を観察し、腫れや出血などの異変がないかどうかチェックするようにしましょう。

また、口腔内の病気は症状が外見から判断しにくく、気づいたときには病気が進行している可能性もあります。口腔内に少しでも異変がみられる場合は、すぐに病院に連れて行きましょう。

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猫がご飯を食べないときの対処法

猫がご飯を食べないときの対処法

愛猫がなかなかご飯を食べてくれないときは、以下の方法を試してみてください。

  • ご飯の内容や食感を変える
  • ご飯を食べる環境や食器を変える
  • ストレスを解消させる
  • おやつの量を最低限に留める

なお、猫に必要な1日のご飯の量は、体重に以下の係数をかけることで計算できます。

  • 10週齢の場合は250
  • 20週齢の場合は130
  • 30週齢の場合は100
  • 40週齢や50週齢で活発な個体の場合は80
  • 40週齢や50週齢で不活発な個体の場合は70

出典:環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」

たとえば、体重が1.1kgで10週齢の猫の場合、275カロリーのご飯が1日に必要です。1日のご飯の量が必要量を満たしていない場合は、ご飯を食べてくれるように工夫しましょう。

しかし、もともと持っている体質などが原因で、愛猫がご飯を食べてくれないときがあるかもしれません。飼い主さんが愛猫のこだわりや好み、習性を理解し、適切に対応することが大切ですが、上述の対処法を実践することで、猫がご飯を食べてくれる可能性が高まります。

以下で猫がご飯を食べないときの対処法を詳しく解説します。

ご飯の内容や食感を変える

猫がご飯を食べてくれないときは、ご飯の内容やご飯の食感を変えてみましょう。

たとえば、普段からお魚味のフードを食べているなら、鶏肉や豚肉などをメインにしたご飯に変えてみると食べてくれるようになるかもしれません。ただし、急にご飯が変わると猫が戸惑ってしまうため、最初は元のフードに新しいフードを混ぜたものを与え、徐々に新しいフードの比率を増やしていくようにしてください。

また、猫は冷たい食事をあまり好まないため、温かいご飯を与えるようにしてみましょう。電子レンジで温めてご飯の匂いが増加すると猫の食欲が刺激され、ご飯を食べてくれる可能性が高まります。

ただし、ご飯を温め過ぎると、猫が火傷をする可能性があるため気をつけましょう。ご飯を温める場合の温度は38度前後が目安です。

このほか、猫が好きな食べ物をトッピングするのも有効です。普段のご飯にササミなどのお肉、猫用のふりかけなどをトッピングすると、食いつきが良くなる場合があります。

ご飯を食べる環境や食器を変える

猫はきれい好きな生き物です。食器に汚れや匂いがついていると、顔を近づけることすら嫌がる場合もあります。ステンレスやプラスチック製の食器は、しっかりと洗ってもご飯の匂いがのこりやすい傾向があります。そのため、比較的匂いがのこりづらい陶器製のものに変えてみるのも良いでしょう。

また、背の低い食器を使っている方は、猫が自然な姿勢でご飯を食べられる高さのある食器に変えてみてください。高齢の猫だと頭を下げた姿勢を保つことに負担を感じ、ご飯を食べてくれなくなる可能性があります。

食器に工夫をしても猫がご飯を食べてくれないときは、ご飯を与える場所を変えてみてください。たとえば、猫が好きな狭くて暗い場所にご飯の置き場所を変えるだけでも、ご飯を食べてくれる可能性が高まります。

なお、狭くて暗い条件を満たしていたとしても、トイレや水の近くにご飯を置くのは避けましょう。猫によっては、トイレや水の近くにご飯を置かれるのを嫌がることがあります。

ストレスを解消させる

猫は繊細でストレスを感じやすく、大きな声や物音がするだけでもストレスになる場合があります。

また、猫のストレスを定期的に解消させてあげることも重要です。以下は猫に有効なストレス解消方法の一例です。

  • 猫のプライバシーを確保するための空間を作る
  • 猫の遊び場を作る
  • おもちゃで遊ぶ
  • 飼い主さんと触れ合う時間を増やす

猫のストレスになり得る原因はできるだけ排除し、安心してご飯を食べられる空間を作ってあげましょう。

おやつの量を最低限に留める

「特定のおやつならたくさん食べるから......」などの理由から猫におやつを与え過ぎると、お腹がいっぱいになってしまいメインのご飯を食べてくれなくなる可能性があります。

日頃からおやつを与えている場合は、量を最低限に留める、または控えるなどの対策をしましょう。一般的に、猫に与えるおやつの量は1日に必要なカロリーの20%までを目安にすると良いといわれています。

どうしてもおやつが止められない場合は、いつものフードからおやつの量だけ分けて食間に与えたり、ドライフードにウェットフードのおやつを混ぜたりしてみましょう。

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猫の病気に備えるならペット保険への加入を検討しよう

猫の病気に備えるならペット保険への加入を検討しよう

猫の体調不良で病院に行く機会が少しでもあるのなら、ペット保険に加入することをおすすめします。ペット保険とは、ペットの医療費を補償してくれる保険のことをいいます。

ペットは人間と違い、公的な健康保険がありません。そのため、病院での治療費が基本的に全額負担となってしまいます。しかし、ペット保険に加入しておけば、治療費の自己負担額を減らせる可能性があります。

ペット保険には数多くの種類があり、保障内容や金額も各保険会社で異なります。病院に連れて行く回数や経済的な余裕の有無は、愛猫の健康状態や飼い主さんの経済状況によって変わるため、ご自身や愛猫に合ったペット保険を選びましょう。

ペット保険選びに悩む場合は、ペット保険の比較サイトを利用するのがおすすめです。保険料やプラン数、具体的な補償内容を一覧ページで比較できます。

ご自身と愛猫により適した保険を効率良く探したい場合は、ぜひご活用ください。

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まとめ

猫がご飯を食べない原因は、病気やストレス、偏食や飽きなど、さまざまです。

まずは愛猫がご飯を食べてくれるように工夫をおこない、様子をみながら原因を突き止めていきましょう。また、日頃からスキンシップを図り、愛猫の様子を観察よく観察し、気遣ってあげることも大切です。

愛犬がご飯を食べない時間が長く続いていたり、心身の不調がみられたりする場合は、早めに病院に相談してください。

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監修者情報

丸田まるた香緒里かおり

丸田香緒里

Animal Life Partner院長、往診獣医師協会代表。獣医師。日本大学卒業。動物病院勤務後「人も動物も幸せな生活が送れるためのサポート」をモットーにAnimal Life Partner設立。獣医中医師、ペット栄養管理士など様々な資格を生かし、病院での診療のほか、シニアケアや飼い主の心のケアにより力を入れた往診診療をおこなう。
著書:「犬のいる暮らし 一生パートナーでいるために知っておきたいこと」(池田書店)

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  • このページの内容は、一般的な情報を掲載したものであり、個別の保険商品の補償/保障内容とは関係がありません。ご契約中の保険商品の補償/保障内容につきましては、ご契約中の保険会社にお問い合わせください。
  • 税制上・社会保険制度の取扱いは、このページの掲載開始日時点の税制・社会保険制度にもとづくもので、全ての情報を網羅するものではありません。将来的に税制の変更により計算方法・税率などが、また、社会保険制度が変わる場合もありますのでご注意ください。なお、個別の税務取扱いについては所轄の税務署または税理士などに、社会保険制度の個別の取扱いについては年金事務所または社会保険労務士などにご確認のうえ、ご自身の責任においてご判断ください。

(掲載開始日:2024年6月27日)
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