海外旅行保険の保険料はどう決まる
旅行期間が長期の場合の保険料と補償
最終更新日:2023年1月19日
海外旅行は長めの場合、1週間や10日程度滞在する人も少なくありません。しかし、留学やワーキングホリデー、あるいは仕事で海外赴任する場合など、海外に長期滞在する人もいます。
そういった人向けに、1年や2年などの長期で契約できる海外旅行保険もあります。また、長期滞在用に販売されている海外留学生保険や海外駐在員保険といった商品や海外旅行保険のセットプランが役に立ちます。
これらの商品のなかには、現地で生活することを想定した補償内容となっているものもあります。こうした補償内容や補償期間の違いもあり、通常の海外旅行保険よりも当然ながら保険料は高くなります。ただし、1か月あたりなどで比較すると、長期契約のほうが一般に割安になります。
これらの保険に特徴的な補償内容には、例えばどのようなものがあるでしょうか。個人賠償責任補償では対象外となる賃貸住宅における賠償責任、携行品補償では対象外となる現地の生活で使用する電化製品や家具などの損害を補償対象としている商品や保険会社があります。
また、留学中に家族の死亡・危篤などにより一時帰国する場合の交通費や宿泊費を補償する「緊急一時帰国費用」の特約が用意されている商品もあります。
一方で、旅行前にかかっていた病気の症状が悪化した場合における治療費用などの補償については、保険期間が31日までのみ補償の対象となっている場合もあるため、この点、注意が必要です。
2301719(2)-2401