最近のがん治療の傾向とがん保険の必要性がん治療のための入院日数は短期化している
がんの治療のための入院は何日間くらいになるでしょうか?厚生労働省の「患者調査」によると、平成11年には平均で40.9日と1ヶ月以上入院するのが平均でした。しかし、10年後の平成20年の平均は23.9日と、入院期間は大幅に短くなっています。入院している人の人数はこの10年間ほぼ横ばいである一方、外来でがん治療を受ける人の数は大きく増えているようです。
以前は、がん治療といえば「手術」が主流でしたが、現在は身体への負担を少なくするために、「放射線治療」や「化学療法」を選択したり、「手術」と組み合わせるなど、治療方法は多岐にわたっており、入院はせず外来だけで治療を継続するケースも増えてきました。
このように、がんの治療方法は大きく変化してきています。がん保険は治療費用をカバーしてくれる保障ですので、いざというときに役立つよう、現在の治療の実態に合ったものを備えることも必要でしょう。
- <がん治療の入院日数、外来で治療する人の推移>
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(厚生労働省「患者調査」より。入院受療率・外来受療率は人口10万人あたりの人数)
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