最近のがん治療の傾向とがん保険の必要性がん治療のための入院日数は短期化している
最終更新日:2022年11月24日
がんの治療のための入院は何日間くらいになるでしょうか?厚生労働省の「患者調査」によると、2002年には平均で35.7日と1ヶ月以上入院するのが平均でした。しかし、2008年には23.9日、2014年、2020年には20日を切るほどにも入院期間は大幅に短くなっています。
また、がんの診療を入院で受ける人の数はこの約20年間で大きく減る一方、外来で受ける人の数は大きく増えています。
以前は、がん治療といえば「手術」が主流でしたが、現在は身体への負担を少なくするために、「放射線治療」や「化学療法」のみを選択したり、「手術」と組み合わせたりするなど、治療方法は多岐にわたっており、入院はせず、外来だけで治療を継続するケースも増えてきました。
このように、がんの治療方法は大きく変化してきています。がん保険は治療の費用をカバーしてくれる保障ですから、いざというときに役立つよう、現在の治療の実態に合ったものを備えることが必要といえます。
- <がん治療の入院日数、入院・外来で治療する人の推移>
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出典:厚生労働省「患者調査」
(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00450022&tstat=000001031167)入院受療率・外来受療率は人口10万人あたりの人数
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