ゴルフ保険の上手な使い方と注意点
ゴルフ保険のココを知っておこう
最終更新日:2022年11月22日
<ゴルフ場とは?>
ゴルフ保険でいう「ゴルフ場」や「ゴルフ練習場」とは、ゴルフの競技または練習を行うための施設のことで、これらの敷地内にある更衣室やお風呂場、レストラン、駐車場など付属施設も含みます。また、賠償責任補償により、ゴルフ場やゴルフ練習場以外で負った賠償責任も補償の対象となります。例えば、自宅の庭で練習中に思わぬ方向へ飛ばしてしまったボールが隣家の窓ガラスを割ってしまったり、自宅前の道を歩いていた人に当たりケガをさせてしまったりといった場合でも補償の対象になります。
<ホールインワン・アルバトロス費用補償の注意点>
ホールインワンやアルバトロスを達成した場合に開催した祝賀会や、他のプレーヤー・キャディへの記念品・ご祝儀の贈呈、記念植樹をした際に発生する費用に対して保険金が支払われる「ホールインワン・アルバトロス費用補償」ですが、ホールインワン等を達成すれば無条件に保険金の請求ができるわけではありません。ホールインワンやアルバトロスを証明するためには、次のすべての人が署名をした証明書が必要となっています。
(1)同伴競技者
(2)同伴キャディ、ゴルフ場使用人、先行・後続組のプレーヤー等第三者で、ホールインワンまたはアルバトロスの達成を目撃した人
(3)ゴルフ場責任者
ただし、キャディを伴わないプレーが増えていることから、同伴キャディやその他の第三者の目撃がない場合でも、それらの証明書に代えて、客観的にホールインワンまたはアルバトロス達成が確認できるビデオ映像等により証明することもできます。
<ゴルフ用品損害の注意点>
ゴルフ用品の損害について補償される金額は、時価額または修理費のいずれか低い方の金額となります。たとえば、被害に遭ったゴルフ用品と同じ物を新たに購入した金額から、損害が生じた時点までに消耗した価値を差し引いた金額が時価額です。
破損の場合は、時価額または修理代の低い方の金額、盗難の場合は時価額を限度に保険金が支払われることになります。
また、保険金の支払額は保険期間を通して契約した保険金額が限度になります。たとえばゴルフ用品損害の契約金額が30万円の場合、20万円が支払われると残りの保険期間中は10万円までの補償になります。なお、ゴルフボールのみの盗難や、置き忘れ・紛失は補償対象外になっています。
2211741(4)-2311
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