ゴルフ保険の上手な使い方と注意点
ゴルフ保険はこうやって使う
最終更新日:2022年12月8日
ゴルフ好きの人にとって、ゴルフ保険への加入は必須でしょう。人のいる場所でクラブを振ったり、ボールを打ったりするスポーツですから、他人にケガを負わせてしまうリスクをはじめ、偶然にもホールインワンを達成することで予期せぬ出費が発生することもあるかもしれません。そんなゴルフのプレー中に起こるリスクに備える保険は、ゴルフ保険に加入する方法のほか、現在加入している保険を利用して準備することも可能です。
<賠償責任補償で十分な人>
第三者への賠償責任補償がゴルフ保険の基本補償です。ゴルフのプレー中に起こるリスクは賠償責任補償で十分と考える方は、すでに加入している自動車保険や火災保険、傷害保険に個人賠償責任補償特約を付帯する方法があります。ゴルフに限らず、スポーツ中に自らの過失により他人にケガを負わせてしまった場合だけでなく、他人の物を壊してしまったときや、飼い犬が他人に噛みつきケガをさせてしまったときなど、日常生活全般が補償の範囲です。
<ケガの補償が必要な人>
ゴルフシーンの補償に限定するならゴルフ保険の利用が考えられますが、ゴルフ用品やホールインワンの補償が不要であれば、自動車保険に傷害補償特約(※)を付帯する方法もあります。特約により、ゴルフを含めたスポーツ中のケガだけでなく、料理中に火傷を負ってしまったり、自転車で転んでケガを負ってしまったりしたときなど、日常生活全般におけるケガも補償対象となります。
※保険会社により、名称や補償の範囲は異なります。
- 出典:
- チューリッヒ・インシュアランス・カンパニー・リミテッド 用語集 さ行 傷害特約<日常生活家族傷害特約>
(https://www.zurich.co.jp/car/faq/word/sa/507/) - 承認番号:A-221128-4
<用品損害が必要な人>
ゴルフ用品に限定する場合はゴルフ保険の利用が考えられますが、すでに傷害保険に入っていれば、携行品損害補償特約を付帯することで、お気に入りのゴルフクラブが折れてしまった、といった場合の用品損害をカバーできます。傷害保険以外にも火災保険や自動車保険の特約でカバーされるケースもあります。用品損害補償のみ必要な人は、加入中の保険の特約による補償を検討するとよいでしょう。
<ホールインワン・アルバトロス費用補償が必要な人>
ホールインワンやアルバトロスを達成した場合、日本の慣習として、祝賀会を開催したり、他のプレーヤーやキャディへ記念品・ご祝儀を贈呈したり、記念植樹をするなど費用がかかります。そのため、ゴルフ上級者やコンペへの参加が多い人には必要でしょう。一方、セルフプレー中心の人はあまり必要ないかもしれません。
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