賠償責任 - ペット保険の用語集:保険の比較
最終更新日:2022年12月21日
ばいしょうせきにん
賠償責任とは、故意もしくは過失により、他人の身体や財物に損害を与えた場合、法律上の規定によりその損害を補償する責任を負うことです。
ペット保険でも、ペットにまつわる賠償責任に備える特約があります。ペット保険の主な補償は、保険の対象であるペットが病気やケガになった際の治療費です。したがって、通常の補償内容ではペットが他人を傷つけた、他人の物を壊したといったトラブルには対応できません。
そこで、そうしたトラブルにも対応できるよう、一部の保険では特約を設けています。それが「ペット賠償責任特約(※)」です。この特約は、ペットが他人に損害を与えたことにより生じた賠償責任を補償するものです。この特約による補償額の上限は保険により違いますが、300万円から1,000万円程度となっています。
※保険によって、特約名が異なる場合があります。
なお、ペットにより生じた賠償責任は、法的にはその飼い主が責任を負うものです。そのため、火災保険や自動車保険などの損害保険に付加できる「個人賠償責任保険特約」でも、こうしたペットにより生じた賠償責任は補償されます。ペット保険の特約を考える前に、すでにこれらの契約がないか、加入している保険のチェックを行うと良いでしょう。
なお、こうした事案が発生したときは、まず病院や警察などはもちろんのこと、保険会社へまず連絡することも大事です。仮に当事者同士だけで勝手に示談を進め、金銭を渡してからその分を補償してほしいと保険会社に申し出ても断られる場合もあるからです。
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