海外旅行保険の補償内容
海外旅行保険の主な補償内容
最終更新日:2022年11月21日
海外旅行保険の補償はケガによる死亡と治療費用を基本補償として、その他のさまざまな補償が特約としてセットされている商品が一般的です。なかには、病気による死亡や治療費用が基本補償に含まれている商品もあります。あるいは、基本補償以外は自由に特約を組み合わせて設計できる商品も販売されています。
「表1」は、海外旅行保険の主な補償とその内容です。
- 海外旅行保険の主な補償項目(表1)
-
補償項目 補償の主な内容 傷害死亡 旅行中の事故で死亡した場合に支払われる(定額) 傷害後遺障害 旅行中のケガにより後遺障害になった場合に支払われる 疾病死亡 旅行中に病気により死亡した場合、または旅行中の発病で所定の要件を満たして死亡した場合に支払われる(定額) 治療費用 事故によるケガまたは病気で医師の治療を受けた時に支払われる。救援者費用補償とセットになっていたり、病気と傷害で分かれていたりする場合もある 救援者費用 死亡した場合や病気・ケガで一定期間以上入院したなどの場合、誘拐や行方不明になった場合などに家族が現地に駆け付ける費用が支払われる。治療費用補償とセットになっている商品もある 賠償責任 旅行中に誤って他人にケガをさせたり他人の物を壊したりした場合で、主に法律上の損賠賠償責任が発生した場合などに支払われる。レンタル品の損害も補償される 携行品損害 旅行中に持ち物を壊してしまったり盗まれたりした場合に支払われる。携行品には現金、クレジットカード、コンタクトレンズなどは含まれない 航空機寄託手荷物遅延費用 飛行機に預けた手荷物の到着が遅れて代替品を買った場合の費用が支払われる。対象となるものは衣類、生活必需品などの身の回り品 航空機遅延費用 乗る予定の飛行機が離陸時、着陸時、乗り継ぎ時に遅延して臨時の宿泊費や食事代、移動のタクシー代などを出費した場合に支払われる 出典:一般社団法人日本損害保険協会 損害保険Q&A 問80 海外旅行保険は、どのような保険ですか。
(https://soudanguide.sonpo.or.jp/body/q080.html)
2211731(4)-2311
- 海外旅行保険の補償内容