がん保険の注意点がん保険には保障開始までの待ち期間がある
死亡保険や医療保険は、申込・1回目の保険料の支払い・告知の3つが出揃った日から保障は開始されます。ところが、がん保険の場合には、申込・1回目の保険料の支払い・告知が出揃った保険期間の始期から、保障が開始されるまでに通常3ヶ月の待ち期間( 不てん補期間)があり、3ヶ月を超えた日から保障されるようになります(責任開始日)。つまり保険に加入してもすぐに保障は始まらず、この待ち期間にがんと診断確定されても保障されません。これは、がんは自覚症状がなかったり、本人ががんとは知らされていない場合もあるためです。
責任開始日前にがんと診断された場合には保険契約が無効となり、それまでに支払っていた保険料は返還されます(告知以前にがんと診断確定され、契約者または被保険者がそのことを知っていた場合には保険料は返還されません)。なお、商品によっては、診断給付金だけに待ち期間があり、入院や手術給付金などの保障は待ち期間なしで保障が開始されるものがあります。
トラブルにならないよう、待ち期間については契約前にしっかり説明を受けるようにしましょう。
- <加入例>30歳男性の場合
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