がん保険の選び方・入り方女性の場合のがん保険の選び方
国立がん研究センターがん対策情報センターの「がん統計」によると、がんの罹患率は30歳代後半から40歳代では女性が男性よりやや高く、60歳代以降は男性の方が高くなっています。女性の40歳代では乳がん、子宮がん、卵巣がんという女性特有のがんの罹患が多くを占めています。ただし、高齢になるほどその割合は減少し、消化器系のがんと肺がんの割合が増加しています。
がん治療に備えるという点でのがん保険の考え方は、基本的には男女の違いはありませんが、若いうちのがんのリスクに重点的に備えておきたいと考えた場合、女性特有のがんにかかった場合の保障を手厚くしておくのも良いでしょう。
下記は女性35歳の加入例で、女性特有のがんにかかった場合に、基本的な給付以外の給付金が出るものです。乳房再建術を受けたときの給付金があるのが特徴的です。その他、女性特有のがんの場合には入院給付金やがん診断給付金が倍額になるという商品もあります。
- <加入例>35歳女性の場合
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保障内容 保険料 終身がん保険 ・診断給付金100万円(1回限り)
・入院日額 1万円
・手術給付金 20万円
・女性特有のがんで手術した場合 20万円
・乳房再建術を受けたとき 50万円
・がん先進医療 技術料と同額、通算1,000万円終身払い
毎月 約2,607円
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